仕事を辞めたいときに考えるべきこと
夢にまで見た仕事に就いたのに、とっても辛く感じるという経験はありませんか？人はいくら好きなことをやっていても、精神的・体力的に疲れていると、「辛い。もうこんな仕事辞めたい」と感じてしまうものです。
私も、そういう経験がありました。
すごく楽しい仕事で一生懸命、人一倍頑張ってるはずなのに、なぜか仕事をたいしてやっていない人たちから文句だけは言われる。
友達に相談をしても「それは君が悪いよ」と言われる。
友人に愚痴を吐きたくても、「あ、私、やることあった」と言って、逃げられたり。
そうすると、辛いと思っていた仕事が、どんどん嫌になります。
最初は誰もわかっちゃくれない。
でも、いつかは認めてくれる、と信じて頑張っても、何も変わらない。
そのうち、自分ってもしかしたら、仕事ができない人間？、と自分の自信をどんどん失い、最後には鬱になってしまいます。
すざましい努力をして、やっと手に入れた夢にまで見た仕事。
であるにもかかわらず、その一時の辛さや厳しさ、人間関係に翻弄されて、仕事を辞めなければいけない状況になってしまう人もいるかもしれません。
その時、あなたはどうしますか？
先日、Lord of the Ringの監督ピーター・ジャクソン氏のインタビューを見る機会がありました。
字幕なしで聞き取った英語なので、間違いはあると思いますが、彼はこんなことを言っていました。
One of the little exercise that I do to avoid letting my tiredness and ？？？？？ jobs overwhelm I stop and navigate and say
Is there anything else in the world I’d rather be doing right now than making The lord of the rings into the film and obviously answer is no.
This is exactly what I’m doing what, you know, what I love to do.
Peter Robert Jackson
以下のように訳すことができるかと思います。
「疲れやとてつもなく大きな仕事が私を圧倒し、挫けさせようとするとき、私がいつもやっていることは、ふと手を止めて、自分に問いかけるんです。ロード・オブ・ザ・リングの映画を作ること以外で、私が今この瞬間にやりたいことあるかなーって。
もちろん、答えはNoなんだ。
今、やっていることが、まさしく、私が最もやりたいことなんだ。
ピーター・ジャクソン
ということで、皆さんも仕事を辞めたくなった時、ふと考えてみましょう。
今の仕事以外に自分がやりたいことがあるのか、やれることがあるのか、と。
もしも、答えが「ある」ということであれば、そのやりたいことに向かって準備を始めたらいい。
（でも、私にはやりたいことがある、と言ってすぐに仕事を辞めてしまうことはおすすめできません。今の仕事をしながら、次の仕事に就く準備をしましょう。）
もしも、答えが「ない」のであれば、頑張ってその仕事を続けてみまましょう。
そして、何が今の仕事を「辛い仕事」にしているのか、考えてみましょう。
これが原因だ、と思い当たることがあれば、その原因を排除したり、和らげたりする方法を考えてみましょう。
せっかく、凄まじい努力して得た仕事。
簡単に捨ててしまうのはもったいないと思いますよ。
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