育児のヒント

父性の誕生と子どもにふれることの重要性

2019-02-11

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父性の誕生と子どもにふれることの重要性

2019-02-11

以前、「八日目の蝉」という映画を見ました。

角田光代さん原作で、テレビドラマや井上真央さん主演の映画で、結構話題になったので皆さんもご存知かと思います。

物語の設定は以下の通りです。

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生後6ヶ月で、父親の愛人に誘拐された秋山恵理菜は、誘拐犯である父親の愛人と4年間一緒に過ごし、彼女を本当の母親だと思い込んで育つ。

4歳になって、実の母親の元に戻るも、両親との関係はギクシャクし、大学生となった今は一人暮らしをしている。

恵理菜自身も不倫をし身籠っている。
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さて、この映画のテーマは母性だったと思います。

母性って一体なんなの?

母性っていつどのように生まれるの?

こんなことがテーマだったように思います。

・実の娘ではないにもかかわらず、実の母親以上の愛情を恵理菜に注ぐ父親の愛人。

・娘を愛しているにもかかわらず、生まれてから4年間一緒に過ごすことができず、結果として正常な親子関係を築くことができない恵理菜と実の母親。

・最後のシーンで不倫相手との間にできた子どもということもあり、妊娠を素直に喜べない恵理菜でしたが、「私、お腹の子のこと、もう好きになっている。まだ顔を見ていないのに」というようなことを言います。

ということで、結局、母性ってなんなんだろう?と感じさせられると同時に、女性は子どもがお腹にいるときに母性が出てくるのだな、と思いました。

そして、その時、男性もパートナーが妊娠したら女性と同じように父性が出てくるんだろうな、と思っていました。

ところが、先日、私にも子どもが生まれたのですが、実は妻が妊娠中の時は、残念ながら父性というものは、ほとんどありませんでした。

よく、テレビやCMなどで父親がお腹の中の子どもに声をかけるとか、お腹をさわるとか、そういうシーンがあるのですが、妻が妊娠していても、なぜか他人事みたいな感じで、「自分って大丈夫かな?」と正直不安になりました。

私がお腹の子のことが気になりはじめたのは、名前を決めてからでした。

名前が決まったら、なんか愛着が出てきたのかお腹の中の子のことが気になりはじめました。

妻と一緒にスーパーで買い物をしていると、「前から来るショッピンカート、ぶつからないかな」とドキッとするほどになりました。

そして、実際に子どもが生まれたら、そこからは父性というどころか、自分の子どもを恋人のように好きになりました。

恋人のようにというのは、私が抱いているところを妻に奪われると、イラっときたり、母乳をくれる母親にべったりの子どもを見ると嫉妬したりしてしまいます。

さて、この経験で感じたのは、母性や父性というものは、子どもにふれて初めて出てくるものなのかもしれない、ということです。

男性は子どもが生まれて初めて、子どもにさわることができるのですが、女性は男性よりも9ヶ月も早くから子どもにふれているのです。

しかも、お腹の中で、です。

よく子どもが寂しがるから抱っこをしてあげる、子どもが抱っこを欲しているから抱っこをしてあげる、などと言われますが、実は子どもを抱っこする、子どもに直にふれることを必要としているのは、母親だったり父親だったりするのかもしれません。

つまり、母親や父親は母性や父性を育むために子どもにふれなければいけないということです。

女性の場合はお腹の中ですでに9ヶ月間も子どもとふれているということと、母乳をあげるたびに子どもを抱かなければいけないのでこの点、あまり問題はないと思います。

ですが、男性の場合は意識して子どもと接しないとなかなか接する機会がありません。

男性の場合は、子どもが生まれてからも、女性と比べると断然に子どもと直接接する機会が少ないです。

極端な言い方をしますと、男性は子どもにふれる必然性がないのです。

ですので、ぼーっとしていたら、いつの間にか子どもにふれる機会がなくて時間だけが過ぎてしまいます。

すると父性が育まれないまま、子どもが成長していしまいます。

それでは、父性が育まれないとどうなるか、ということですが、子どもに対する愛情が育たないので、虐待などにつながるのかもしれません。

積極的に子どもにふれて、父性を育むということはとっても重要なのでしょう。

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