バイクで京都から朝来(2016年7月27日)その1

2024-02-05

今日から、3泊4日で北九州へ旅たちます。
京都にはもう、戻らないと思います。
とりあえず、今日は13:00にアパートを引き払い、そこからのツーリングスタート。
つまり、北九州に引っ越しをするついでに、バイクでツーリングしながら北九州に向かうということ。
これまでは、1日に500km前後を走ることが多かったけど、もう、若くもないので、1日200km前後とのんびりした旅にしました。

とりあえず、スタートは京都らしいところがいいかなと思って、家の近くの下鴨神社を出発地に設定。
そこから、今日は嵐山の松尾神社に寄ってから、兵庫県の朝来市まで。
なぜ、朝来かというと、単純に京都からの距離がいい感じだったから。
150kmくらいだったかな。

地図を見ながら、ルートを考えていると9号線は実は京都スタートで下関エンドのよう。
9号線一本で行ってみようと思っては見たものの、どうせなら、日本海をずっと見ながら下関まで行きたいなと思ったので、山口県に入るあたりで、浮気をして萩で一泊するルートにしました。

ということで、予定は兵庫県朝来で一泊、島根県松江で一泊、そして山口県萩で一泊して、北九州に入る予定。

日本海側を走ることにした理由はもう一つ。
最初は日本六古窯(日本で最も古い焼き物の町。東から、常滑、瀬戸、信楽、越前、丹波篠山、備前)を制覇するために、備前に行こうかと思ったけど、最近、御朱印帳を買い、御朱印集めをはじめたので(ようは、スタンプラリーなのだけど)、出雲大社に寄りたくて、日本海側のルートにしました。

しかーし、出発の直前に何を思ったのか、今朝の宅急便で御朱印帳を引っ越し先に送ってしまった・・・。
ガーーーン。
仕方がない。北九州までの御朱印は全て別紙で集めるしかない。
あー、しくったぜ!!!

さて、下鴨神社をスタートしたのが、14:00。
ここで、トリップメーターのAとBの両方をゼロにする。
気合いが入ります。

下鴨神社をスタートして、下鴨本通りを北大路通りまで北に上がる。
北大路通りを左折して、そのまま西大路通りまで走る。
西大路通りに達したら、金閣寺道に入り、そのままきぬかけの道を嵐山方面に向かう。
仁和寺を過ぎて宇田野の交差点手前の以前からお世話になっている格安ガソリンスタンドでガソリンを満タンにする。
そして、そのまま嵐山方面に行き、道なりに三条通りまで。
三条通りを渡って、桂川沿いを四条通りまで行く。
四条通りを右折して松尾大社に到着。
京都に13年も住んでいながら、松尾大社は初めて。
日本中にある「松尾」と名のつく神社の総本山。

zx6r@松尾大社

行ってみて、知ったのは、お酒の神様ということ。
本当は、松尾山の神様を崇拝していたはずが、いつの間にやら京都の大きな酒造がお参りに来るようになり、お酒の神様となったそうな。
松尾神社は参拝者に限って駐車場も駐輪場も無料。何とありがたい。
さて、お参りが終わって、駐車場。
おそらくとけるだろうなと思いながら、家から持ってきたチョコレート。
1時間も経っていないのに、完全に液状化してました。
カバンの中全体に広がってはいなかったのでセーフ。
大変、もったいないけど、ここにて廃棄。あーあ。
個別包装されているチョコレートは溶けているものの、何とか、流れ出さずに耐えているので、そのまま持って行く。

そんなこともありながら、とりあえず、松尾神社を出発して目指すは朝来。
亀岡にある出雲大社の別社にも行こうかと思ったけど、とてつもなく外れたとこにあるので断念。
とりあえず、松尾大社から9号線に向けて出発。
9号線には問題なく出ることができ、そして、混むこともなく、難なく亀岡を通過。
亀岡を過ぎたあたりで、疲れてきたので、コンビニで休憩。

タンクバッグに色々と詰めすぎて、スピードメータなどが見えなくなっている状態。
左右確認もメットの顎の部分があたってとてつもなく、確認がしにくい。
ということで、この場でタンクバックを後ろのシートに設置することに。
30分くらいかけて、設置し、これですっきり。
コンビニでコーヒーを買って一息ついていると、おじさんがバイクをジロジロ見ながら寄ってくる。

おじさん:これは1000ccくらいあるんかいな?

私:600ですね。

おじさん:なんか、このあたり(前のカウル)がついてるから大きく見えるんかいな?

私:そうかもしれないですね。

おじさん:どこから、遠くから来たんか?

私・いや、京都ですよ。でも、これから3泊4日で北九州まで行きます。

おじさん:えー趣味やな。私は仕事ばかりで、そんなことはできへんわ(バスを差しながら。どうやらバスの運転手らしい)。

私:こんな、長い休暇、5年ぶりくらいですよ。

おじさん:気をつけてな。

私:ありがとうございます。

ということで、再度出発。

やっぱり、旅の楽しみは人との会話。

たわいない話だけれども、元気をもらいます。

ということで、再度出発!!