子どもにゲームを与えるのは何歳からが適切か?

2024-02-19

子どもはやっぱりゲームが大好きです。
ゲームといっても最近流行っているニンテンドースイッチのようなデジタルゲームのことです。
しかし、悩むのはいつになったら子どもにゲームを与えていいのか、ということです。
小学生になったら、与えてもいいのか。

小学生の高学年になってからの方がいいのか。

それとも、小学生にはゲームを与えない方が良いのか。

賛否両論はあるかもしれませんが、私の考えは、

年齢や学年でゲームを与えるタイミングを考えるべきではない

ということです。

では、どのようなタイミングで与えたらいいのでしょうか?

私の考えは

人による

です。

つまり、中学生になっても、高校生になっても、もしかしたら大学生になってもゲームを与えたり、ゲームで遊ぶことを許すべきではない人もいるかと思います。

それでは、どういう条件を満たしたら、ゲームで遊ぶことを許してもいいのでしょうか?

私には小学6年生の息子がいますが、

「どうしてもゲームが欲しい」

ということだったので、

「自分のお小遣いで買うんだったらいいよ」

と伝えたところ、普段だったらお小遣いもお年玉ももらった日に全部使ってしまうような子なのですが、この時ばかりはお金を使うのを我慢して、ニンテンドースイッチを購入しました。

しかし、私は後悔してしまいました。

その理由は以下のようなものです。

・ルールを決めてもルールを守らない(例えば、10時には寝ること。宿題などやるべきことをやってからゲームで遊ぶことなど)

・キレやすくなったり、口答えが多くなる(例えば、お風呂はいって、OOするの手伝ってなどといってもゲームをやっている最中であれば「なんで?」の一言で済まされたり、ルールを守らなかったのでゲームを取り上げようとするとすごい剣幕で怒ったりします)

・家族の会話が少なくなる。

それでは、本題に戻りましょう。

子どもにゲームを与えてよいタイミングはいつなのでしょうか?

私の考えは主に

1)生活のリズムが確立したら

2)善悪の区別がはっきりとわかるようになったら

ゲームを与えても良いという考えに至りました。

生活のリズムが確立する前にゲームを与えてしまうと、ゲーム中心の生活になってしまいます。

しかし、朝はOO時に起きて、学校から帰ったらすぐに宿題をやって、ご飯を食べたらすぐにお風呂に入って、OO時までには歯を磨いて寝る、というような生活のリズムが確立されてからであれば、ゲーム中心の生活にはなりにくいと思います。

なぜなら、いつもやっている宿題をやらずにゲームをはじめると、なんとなく罪悪感が湧いてしまうと思うのです。

それと同じ理由で、確立された生活のリズムがゲームによって乱されたら、気持ちが悪い、何かおかしい、という気持ちになると思うのです。

我が家の子どもは、時間を忘れてゲームをやり、気がついたら寝る時間を過ぎてしまっていた、時間がないので歯を磨かずに寝てしまったということが多々あります。

善悪の区別がはっきりとわかるようになる、ということはどういうことかと言いますと、ルールを破ったらいけない、約束を破ってはいけない、嘘をついてはいけない、という本当に基本的なことが身につく前にゲームを与えてしまうと、ルールを破る、約束を破る、またルールを破ったことの言い訳をするために嘘をつく、ということが生じます。

しかし、ルールを破ることは悪いこと、約束を破ることは悪いこと、としっかりと感覚として身につけていれば、ゲームで遊ぶ時間を自分で管理できると思うのです。

現在、我が家では平日はゲームを取り上げている状態です。

なぜなら、宿題をやらずにゲームで遊ぶ、宿題をやったと嘘をついてゲームで遊ぶ、決められた時間に寝ない、ということが何度も何度も生じたので、現在は、中学生になってやるべきことがちゃんとできて、ゲームをする時間をちゃんと自分で管理できるようになったら、返してあげるから、しばらく様子を見ますと伝えました。

しかし、土日や祝日は1日に2時間だけゲームで遊んでもいい、ということにしています。

とりあえずは、中学生になったタイミングで生活のリズムを整えさせて、一学期あたりまで様子を見て、平日もゲームをやっていいようにしようかと考えています。

私の考えが正しいのかどうかはよくわかりませんが、とりあえず、生活リズムを確立させる、ルールや約束を破ることは悪いこと、ということをしっかりと教え込んでから、ゲームを与えて様子をみようかと思います。