休みをとるということは重要です。
本書によると
「ほとんどの場合、定期的に休息し回復する時間をとるだけで、精神科でもらう薬と同じような効果がある]
のだそうです。
それでは、皆さん考えてみてください。
本書からの課題です。
今、十分な休暇をとっていますか?
1日、1週間、1ヶ月単位を区切って考えてみてください。
私の場合は、現在1歳ちょっとの娘がいるので、その娘を理由に土日はしっかりと休むことができています。
休んでいるときでも、仕事のことが頭をよぎることはあります。
ひどい時には、仕事ができないという理由でイライラすることもあります。
しかし、休み明けに仕事に行くと、想像以上に頭がスッキリしており、仕事がじゃんじゃん捗るという経験をしています。
以前はほぼ毎日のように職場に通っていたことがありました。
大学卒業後、すぐに就職した職場では、10月から3月の末まで休んだのは1月1日だけだった、ということもありました。
当時は、神経内科にも通っていましたが、結局、その会社は2年半で辞めさせていただきました。
ということで、その頃のことを考えると、今はしっかりと休みが取れている、というのが私の状況です。
それでは、次にこの本のおなじみの課題のアクションです。
1)人生の中で、一番うまくいっていた時のことを思い出し、何が成功に結びついていたのかを考えてみましょう。仕事でなくても構いません。
私の場合は、高校時代でしょうか。
とりあえず、勉強をすればするほど結果が出て面白かったという記憶があります。
2)その時にどのように元気を回復していましたか?
高校時代は、分割してでも絶対に一日8時間の睡眠をとるようにしていました。
あとは、陸上部だったので、毎日ぶっ倒れるまで走っていた、ということもしていました。
ぶっ倒れるまで走る、というのは疲れが取れなさそうですが、頭が真っ白になるので、実は精神的には疲れが取れるという経験をしていました。
3)そのような経験から何を学び、それがこれからやろうとしていることに、どのように結びつくのか考えてみましょう。
このような経験から学んだことは、やればできる、人は思う以上に強い、不安な気持ちになったら、不安な気持ちにさせていることを冷静に考えてみる、運動は重要ということを学びました
ですので、やりたいことに向かって、睡眠をしっかりととりつつ、がむしゃらに頑張れば自ずと結果は出るのでしょう。
4)このようなことを考えることができたら、そこから、最適な休息方法を思い浮かべ、それを現在の手帳などに書き込んで休息の時間を確保しましょう。
そして、最後の課題は、
5)職場の他の人たちについても観察し、彼らがどのように休んでいるのか、そして、自分自身がどのようになりたくて、またどのようになりたくないのか、想像してみましょう。
とのことです。
それでは、みなさんも過去を思い出しながらしっかりと休息をとる工夫をしてみてください。