今回の授業は「悲しみにうちかつ」でした。
専門的な言葉では
「心的外傷後成長」というようです。
どういうことなのか本書をそのまま引用しますと
「人は感情に身をまかせてとことん落ちこむことによって、破滅的な状況から立ち上がり、大きな感情の土台をつくりあげ、自分やまわりの人々を今までよりしっかりと支えることができるようになるのです」
とのことです。
毎回の考えてみる、という課題ですが、今回は
「友人やパートナー、仕事など、大切なものを失ったとき、あなたはどのように対処しましたか」
とのことです。
私は、しなくても良い経験を結構しております。
私以上に辛い思いをした方々はたくさんいるかと思いますが、
友人が亡くなってしまったり、あるでき事で友達を失ったり、裏切られたり、離婚したり、仕事を首になったり、はたまた警察に捕まったこともあるわけですが、私の場合はいつも「とことん、飽きるま落ちてやろう」と気持ちになって、毎晩のようにお酒を飲んで、いい加減に仕事をして、ということがありました。
でも、なぜかいつかは必ず這い上がれるだろうな、という根拠のない自信がありました。
現在、這い上がりきったかというと、そうではない気がしますが、地道な努力を続けていけば、いつかは報われるだろうと相変わらず考えて生きています。
これが、悲しい出来事に遭遇したときの私の対応方法でした。
悲しい出来事に遭遇した時に、本書が勧めているのは、「マインドフルネス瞑想」だそうです。
マインドフルネス瞑想とは「判断や評価なしに今の瞬間をできる会議り受け入れようとすること」のようです。
やり方は床や椅子に座って、姿勢を正し、深く呼吸をしてお腹が膨らんだり凹んだりすることに意識を集中させる、これだけでいいようです。
ただし、定期的にやらないとあまり意味がないようです。