ホストROLANDと作家五木寛之に学ぶ豊かに生きるヒント

2022-08-25

「周りには嫌な人しかいないし、仕事もつまらないし、もうどうしたらいいかわからない」と思ってはいませんか?

でも、長い人生、そんな風に考えて生きていたらもったいないですよね。

じゃあ、どうしたら楽しい人生を送ることができるのでしょうか。

ホストのROLRANDさんと作家の五木寛之さんによると豊かな人生を過ごすためには「ナルシストになることである」と言っています。

この記事ではROLANDさんと五木寛之さんの人生を豊かに生きるヒントについて紹介させていただきます。

『大河の一滴』に書かれていた五木寛之さんの悩み

五木寛之さんの『大河の一滴』に以下のようなことが書かれていました。

「マンフォードという思想家が、自分を愛していない人間は他人を愛することができない、といっています。自分を憎んでいる人間は他人を憎む。自分を軽蔑している人間は他人の命も軽蔑する。だからたとえ幼稚な愛であっても、人はせめてナルシズムからでも出発するしかないのではないか、と。」

ただ、五木さんは以下の引用のなかで書いているようにナルシストになるためにはどうしたらいいのか、答えが見つかっていないようでした。

「命というものが大事に感じられる、自分の命が本当に重く感じられ、貴重に感じられる、そういうふうになるためには、いったいどうすればいいのか。これは本当に難しい問題です。言葉だけで命の尊さを自覚しようとか、自分の命が生かされている命だということをありがたく感謝しようとか、そんな口当たりのいいことをいくら言っても、言葉だけが空回りしていくだけです。

 では、どうすればいいのか。そこのところで、ぼく自身も立ち往生しているというのが正直なところです。」

ホストROLANDが五木寛之の難問を解決!?

自分をどうしたら愛せるようになるのか、どうしたらいいのかよくわからない、と言う悩みに応えるかのように、ホストであるROLANDさんは著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』のなかで、こんなことを言っていました。

「自信がなくても、自信のあるフリをしよう」

「自分のことが好きでないのであれば、自分のことを好きなフリをしたらいい」

ご存知のとおり、ホストROLANDは日本一のホストなのですが、なぜ彼はこんなにも人気があるのか。

それは彼が人を喜ばせることに長けているからです。

ではなぜ、彼がそこまで他人を喜ばせることに一生懸命になれるのか、他人の幸せを考えてあげられるのか。

それは、彼が自分自身をメチャクチャ好きだからなのです。

彼は、女性に

「私、ROLANDのことが大好き!」

と言われると

「俺も」

というそうですか、それは「俺もROLANDが大好き」という意味らしいのです。

また、ROLANDは毎日鏡に映る自分の姿を見て、今日も理想の自分であるということを確認するようです。

彼は自分が自分のことを嫌いにならないように毎日、毎日、努力をして常に理想の自分でいられるように頑張っているのです。

それくらい自分が大好きだからこそ、人のことも考えられるのです。

五木寛之さんが引用していたマンフォードさんが言っていること、つまり、人を憎まないために、最低限ナルシストになろう、ということをROLANDは実践しているのです。

まとめ

人生を豊かに生きる方法を五木寛之さんとホストROLANDさんの著作から解説させていただきました。

今、悩みを抱えている方、人生お先は真っ暗だと思っている方、過去を後悔している方。

みなさん、とりあえず、ROLANDがいうように自分に自信があるフリ、自分のことを大好きなフリ、してみませんか?