人生、念ずれば花開く!だから念じてみよう。

2022-02-12

「念ずれば、花開く」ということわざ(?)があります。

ですので、例え、できそうにもないことがあっても、まずは念じてみることが必要です。

先日、Simply Irresistibleという映画を見ました。1999年のアメリカの映画です。

母親のレストランを継いだ娘が、母親のような料理を作ることができず、レストランは経営難に。

そんな中、彼女は高級レストランの開店を担当する高級デパートのマネージャーである男性と出会い、恋に落ち、料理の腕もなぜかあがり、高級レストランのシェフになってしまう、という夢物語のような映画です。

レストランが開店する当日、彼女は厨房の中で自信を失ってこんなことを言います。

I forgot my earrings.
((母親の)イアリングをつけてくるのを忘れたわ。)

Nolan, all this started happening when I put in my mother’s earrings.
(ノーラン。こんなことが起こりはじめたのは、母親のイアリングをつけはじめてからよ。)

I mean, could you give me a better reason for why my cooking suddenly got so good?
(ていうか、突然私の料理の腕が上がったもっと納得のいく理由はある?)

すると、同僚はこのように答えます。

Yes.
(あるさ。)

Because, that day, you wanted it to be good.
(なぜなら、あの日、君は素晴らしい料理を作りたいと思ったんだ。)

You wanted it to be really good, and you wanted it bad enough.
(君は、本当に本当に素晴らしい料理を作りたいと、心の底からそう思ったんだ。)

That’s the magic, Amanda, not your mom’s old earrings.Okay?
(それがマジックなんだよ。アマンダ。母親のイアリングなんて関係ないんだよ。わかってるだろ?)

何が、言いたいかと言いますと、念じれば、花は開くということです。

いや、実は、念じているだけでは、花は開きません。

強く念じれば、それが自然と行動に現れるのです。

素晴らしい料理を作りたいと強く思えば、ていねいに、一つ一つの工程を慎重に、温度も適温に合わせて調理をすることでしょう。

これは現実の世界でももちろんそうです。

例えば、社会に貢献したいと強く思ったとします。

そして職場の掲示板に「町内清掃の参加者募集中」と張り紙を見たとします。

すぐに問い合わせ先に連絡をしたりと行動に移すと思います。
思いが強ければ、例え友人と遊びに行く約束をしていても、それをキャンセルして町内清掃に参加することでしょう。

社会に貢献したいと思っていないと時には掲示板の町内清掃の張り紙なんて目に入りません。

あなたが、社会に貢献したいと思ってはじめて、自然にそのような情報が目に入ってくるわけです。

起業をしたいと思えば、自然とそのような情報に目や耳が反応します。

それを人は、奇跡の出会い、などと言いますが、それはあなたの神経がある情報に対して研ぎ澄まされただけなのです。

また、思いが強ければ強いほど、協力してほしい人がいれば、通常ではできないような、自分のプライドなど捨ててしつこいくらいたのみこんだり、頭を下げたりすることでしょう。

そして、有力な協力者を得たりすることができるのです。

ですので、まずは念じてみましょう。

自分が思っている以上に、「こんなことを私はやりたいんだー」と念じてみましょう。

そうすれば、自然と脳が動き、体が動き、不可能を可能にすることができることでしょう。

まずは、念じることからはじめてみましょう。