忙しさの害

2024-01-15

忙しいということは、仕事があって、繁盛していて、素晴らしいといえば、素晴らしいことかもしれません。

これが人に押しつけられた忙しさだと、気持ち的に「たまったもんではない」ということはみなさん、理解できるかと思います。

しかし、精神的なことだけではなく、忙しさの「害」は相当なものです。

「忙」とは「心」を「亡」くすと書きますが、最終的には本当にそうなってしまう可能性があります。

忙しさの害とは具体的にどういうものでしょうか?

ここ2週間ほどむちゃくちゃ忙しかった経験から、気がついたことをちょっと書き連ねてみます。

1)習慣が崩れる
忙しい時には、自分で守ってきた習慣が崩れることがよくあります。

例えば、早起きしてのジョギングや毎日のブログの更新、決まった時間に3食食べるなどです。

このような習慣が崩れると、まず第一に健康が損なわれます。

そして、やりたいこと、例えばジョギングやブログの更新ができないということでストレスがたまり、精神的にもダメージが大きくなってしまいます。

2)食生活が乱れる
忙しいと、決まった時間に3食食べられるなくなる、ということもありますが、食べるものも変わってしまいます。

夜は遅くに帰ってくるので、しっかりと食べれず、朝はギリギリまで寝ているので、通勤途中にカロリーメイトなどとなってしまいます。

健康を害すことは当たり前ですが、食べるという楽しみがなくなってしまいます。

楽しみが減るということは、人間として相当なダメージになることでしょう。

3)運動不足になる

忙しくなると、運動がほとんどできなくなります。

運動をしなくちゃ、と思っても、疲れて、眠くてそれどころではなくなります。

運動不足の結果として体に生じる影響はまた後日、書こうと思いますが、体調不良になることは明らかでしょう。

4)笑顔がなくなる

忙しいと余裕がなくなり、笑顔がなくなります。

笑顔がなくなると、寄ってくる人は少なくなります。

寄ってくる人がすくなるということはチャンスがもたらされる可能性が低くなるということです。

長期的な視点で見ても、チャンスが得られにくくなるということはマイナスでしょう。

5)流行や世間に疎くなる

忙しいと、テレビを見る時間や新聞を読む時間、ニュースを得る時間が減ります。

そうなると、世間で何が流行っているのか、社会では何が動いているのか、わからなくなってきます。

すると、ふと仕事以外で人と出会った時に話題についていくことができなくなります。

結局、「つまらない人間」ということになってしまいます。

6)お酒の量が増える

忙しいとストレスが増えるので、お酒の量が増えてしまいます。

お酒の量が増えるとということは、お酒につぎ込むお金も増えます。

また、お酒の量が増えることで、体力的にも消耗します。

お金も体力もどんどん減っていく、という最悪ループに突入してしまいます。

ということで、忙しくなる、特に他の人に振り回される忙しさ、というのは本当に最悪です。

いくら忙しくても自分のペース、習慣を乱さない、ということを心がけたらいいのですが、どうしても仕事が終わらない、というときは、どうしても生活習慣が乱れてしまいます。

みなさん、どんなに忙しくても、自分のリズムだけは守るように頑張りましょう。