子育て短歌 5歳 9月
長月の初日の気分は夏休み最後のプール真っ黒焦げた
吾子のいない久々の夜愛妻と会話のないまま速攻熟睡
気がつけば短歌うたわず秋になり焦り頭をポンポン叩く
夜明けまえ吾子がとなりでくしゃみクシュン秋の気配にわたしもクシュン
見上げれば大きな大きなお月様のぼる坂道すいこまれそう
長月のやる気の出ない休日は予定つくらず街を彷徨う
9月末涼しくなった家のなか干しっぱなしの娘の水着
夏すぎて涼しくなった通勤路わたがし香る桂の木陰
夏すぎた通園路脇カツラの木吾子が叫んだ「わたがしのにおい」
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