旅に出たくなったら『またたび東方見聞録』(群ようこ)を読もう!
著者である群ようこさんが実際に友人や母親と旅をした際の記録(?)というか日記というか、エッセイです。
最初は女性4人でのタイ旅行。
タイの次は、女性2名、男性2名での上海旅行。
そして、最後は母親と女性2人での京都旅行。
内容は、そこまで突飛でもなく、普通に旅行日記のようなものなのだけれども、なぜか夢中になってしまう、面白さがあるのです。
なぜなのでしょうね?
私も旅行はたくさんしており、突飛な経験もしているのですが、こんなに読みやすくて、優しくて、そして笑える文章は書けないと思うのです。
実際にタイや上海や母親と一緒に旅行をしたことがある方々は、「あるある」が多く、楽しめる内容になっているのかもしれません。
私は上海は行ったことがないのと、タイもバンコクくらいしかないので、この本に書かれている場所が、あまりよくわからず、ちょっと残念な気分になってしまいました。
おそらく、この本で書かれている地域や場所のことを知っている方であれば、知らない人よりも倍以上、この本を楽しめることでしょう。
ちなみに京都には住んでいたこともあり、火祭りも御池煎餅も好きなので、楽しく読むことができました。
タイ旅行、上海旅行、京都旅行を考えているのであれば、ちょっと古い本にはなりますが、ガイドブックの代わりに一度読んでみるのも良いでしょう。
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