新装版 レモンをお金にかえる法
ある証券会社のホームページに「子供と読みたいお金の本」とあったので、そのままリンクを辿って購入。
実物は32ページ程度の絵本である。お金の本というよりは、この本のサブタイトルにあるように「経済学入門」と言った方が良い。幼い少女がレモネードを売るというストーリーを通じて、経済用語(例えば原料、価格、消費者、製品、労働、経営、賃金、ストライキ、機械化、資産、流動化など)をわかりやすい事例を踏まえて説明している。原書の初版は1977年と40年近く前(日本語に翻訳されたものの初版は1982年)。しかし、経済学の基本の部分の話なので、今読んでも古臭い感じはあまりしない。確かに「子供と一緒に読みたいお金の本」かもしれないけれど、「経済学を学ばずに大人になってしまった人のための本」または「経済の仕組みを知らない大人のための本」と言っても良いかもしれない。ただ、大人が読むにはちょっと物足りない。大人の方々で、経済学を初歩から学ぼうというのであれば、私は「痛快、経済学」を勧めてしまうかな。 実物は32ページ程度の絵本である。お金の本というよりは、この本のサブタイトルにあるように「経済学入門」と言った方が良い。幼い少女がレモネードを売るというストーリーを通じて、経済用語(例えば原料、価格、消費者、製品、労働、経営、賃金、ストライキ、機械化、資産、流動化など)をわかりやすい事例を踏まえて説明している。原書の初版は1977年と40年近く前(日本語に翻訳されたものの初版は1982年)。しかし、経済学の基本の部分の話なので、今読んでも古臭い感じはあまりしない。確かに「子供と一緒に読みたいお金の本」かもしれないけれど、「経済学を学ばずに大人になってしまった人のための本」または「経済の仕組みを知らない大人のための本」と言っても良いかもしれない。ただ、大人が読むにはちょっと物足りない。大人の方々で、経済学を初歩から学ぼうというのであれば、私は「痛快、経済学」を勧めてしまうかな。
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