森瑤子『刻は過ぎて』感想
森瑤子さんの『刻は過ぎて』を読んだ。
初版は1988年。
私が中学1年生の頃に出版された本である。
この本は、海外の男優・女優を批評する本である。
中学に入るまでに、小学生の頃は父親が映画好きなこともあり、周りの小学生よりは多く映画を見ていたと思う。
ありがたいことに、最初に両親に見せてもらった2本の映画が良過ぎて、それ以来映画が大好きになってしまった。
ちなみに最初に2本の映画とは「南極物語」と「E.T.」である。
それから「グレムリン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グーニーズ」「インディ・ジョーンズ」などと続く。
しかし、この本を読んでピンとくる俳優・女優は少なかった。
時代が違うのか、見てきた映画が違うのか、そもそも私がまだまだなのか。
明らかにまだまだなのだろう。
話を本に戻すと、この本は決して著者の好きな男優・女優、映画を紹介する内容ではない。
この本に出てくる男優さん、女優さんを批評する本である。
例えば、ハンフリー・ボガード、キャスリン・ターナー、クラーク・ゲーブル、エスター・ウィリアムズなどである。
しかも、結構バッサリと。
例えば、メリル・ストリープについては、私が男だったら寝てみたいなんて思わない女であり、その理由はバカなのか巧妙なのかわからないからというようなことを言ってしまう。
今、ネットにこんなことを書いてしまったら、炎上してしまう可能性もあるので、羨ましい限りである。
さて、この本を読んでいる時に自分だったら誰について書くだろうかと考えた。
おそらく、
リー・トンプソン、リバー・フェニックス、ティモシー・ダルトン、フィービー・ケイツ、トム・ハンクス、トム・クルーズ、メグ・ライアン、メル・ギブソン、メリー・スチュワート・マスターソン、ウィオナ・ライダー、ハリソン・フォード、ジョニー・デップ、ニコル・キッドマン、ニコラス・ケイジあたりになるのだろうか。
この本を読んで、私もいくつか海外の俳優さんたちについても書いてみたいな、と思うのでした。
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