子育て短歌 5歳 7月
天気予報ちゃんと見てよと怒る吾子土砂降りのなか自転車通園
真夏日が暮れて夜風が吹く街を吾子を思って自転車飛ばす
久々の自由時間は無意識に吾子の絵本と洋服探す
気がつけば吾子の着るもの金額に換算したらパパの3倍
午前4時お尻が重く目覚めるとお尻を枕に吾子がスヤスヤ
友人の赤ちゃん抱いた重みから昔の記憶ふとよみがえる
ぴょんぴょんと田んぼの脇で跳ぶカエル通園途中しゃがみ込む吾子
おさなごのかわいい笑顔見るたびにゆるむ口元財布のお口
習いごと行かずにグズるそのわけはお家でおやつ食べたかっただけ
祭りの日「恥ずかしいからパパこんで」じわじわ募り一人やけ酒
「ランドセルせおって帰る」と言う娘。ごめんねそれはサンプルなのよ
夏休みわが子と遊ぶ時間ないパパの仕事は他の子の世話
抱きついてキスしてくれた娘から元気をもらい今日も出勤
ジリジリと熱を感じる首すじに幼い頃の夏思い出す
自転車に乗れない吾子を揺り起こし早朝練習暑い夏の日