子育て短歌 2歳 11月
七五三「おにめさまだ」とはしゃぐ顔その顔こそが姫様みたい
初めてのお着物をきた七五三あしが痛いと泣きじゃくる姫
泣きじゃくる「おにめさま」に手を振って七五三から仕事に戻る
千歳飴かざり続けてベトベトで食べられなかった昔の記憶
七五三一緒に帰ると泣きじゃくる娘に手を振り職場に戻る
休みの日、早朝からの出勤でお月様見てと泣きたい気分
色づいた桜の葉っぱを見上げてはこれからのこと寒さ感じる
目の前の冷たい空気切り裂いて涙流して家路をいそぐ
ぐずらずに娘が家出た瞬間の達成感が半端ない日々
新品の傘を笑顔でさす娘風に煽られくるくるまわる
おかえり!とハイテンションで飛び出した笑顔はいつまで続くのかしら
いてらっしゃい笑顔で手を振る幼顔やっぱりいつも寂しそうかな
愛娘抱えて歩いた1時間見つけた公園天国みたい
大好きなキャンディ必ず3つ買う自分とにいにとパパの分みたい
絵本読むーと笑顔でよってくる娘大切にしたい今しかない時間(とき)
ハピバースデーと娘がケーキをみてはしゃぐ今日はなんの記念日でもない
晴れた空見上げてみたらどんよりと曇った気持ちもきっと晴れるさ
暖かいお陽さまあびる出勤は自分の影が唯一のつれだち
お隣の葉っぱが色づき冬到来あわてて彩づくドウダンツツジ
風物詩詳しい世代じゃないけれど懐かしくなる吊るされた柿
夜明け前妻と娘を起こさぬよう仕事にでかける秋の日曜
起きかけの街のまんなか走り抜け、つま先キーンと冬を感じる
帰り道明るい光にぬきさられ、ペダルを漕ぐ足気持ち早まる
気づいたよ。飲まずに、しっかり食べて寝る。今更だけど鬱の回避法
久々に夢中になった本のせい慌てて電車飛び降りる朝
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません