子育て短歌 4歳 5月
日が暮れて降り出した雨あたたかく初夏の香りに心がおどる
残業後 家路を阻む赤提灯 吾子の笑顔を思って振り切る
GW明けの月曜夜の街疲れて静かに眠っているよ
じわじわとひたいに滲む汗たらり目に沁みる汗初夏を感じる
晴れた初夏キラキラ小川のぞきこむ娘が叫ぶ「カメがおったよ！」
お化粧の香りで思い出したのは彼女や母じゃなくてデパート
通園の途中で雑草ひっこぬき「おみやげにするー！」笑顔が眩しい
背丈より大きな枝をふりまわし「お空のそうじ！」とふりむく笑顔
歳かさね増えるは仕事と出費だけならばお酒をやめてみようか
「パパいたい」抱っこした吾子さけぶから時間をかける朝の髭剃り
帰宅後に吾子のお願い思い出しドラッグストアへチャリで駆け込む
曇り空みあげて涙でてきそう親子遠足パパはお仕事