自分を変えられない人の特徴と自分を変えるための考え方
今の自分を変えたいと思う人はたくさんいるように思います。
でも、なかなか自分を変えることをできない人が多いというのも現実です。
では、なぜ、人は自分を変えることができないのでしょうか?
新しいことにチャレンジするのが怖い、チャレンジすることが面倒臭い、など理由はいくつか挙げられると思います。
しかし、根本的な理由は論理性、合理性ではなくて、感情を軸として行動をする人はなかなか自分を変えることができない傾向にあるようです。
私はよく道に迷います。
むしろ、あえて自分から道に迷うことをします。
なぜかというと、常に近道や通りやすい道や、時間が短縮できる道を探してるからです。
結果として、遠回りになってしまったり、同じ道に戻ってきてしまったり、行き止まったりすることもあります。
しかし、そのおかげでいろんな道を知ることができて、いろんな景色を見ることができて、自分の世界も広がり、近道を見つけることもできたりするのです。
感情を大切にする人は、このような行為をすることがありません。
例え毎日遠回りをして通勤していたとしても、いつもの道が心地良いからと言って、絶対により近い道や時間を短縮できる道を探そうとはしません。
「こっちの方が近道だから、こっちの道から行ったら?」
と言ってみても、
「だって、あっちの道車多くない?」
「あっちの道、車幅が狭くない?」
「信号が多くない?」
などと言います。
このような質問に対して
「車の数は、圧倒的にあっちの道の方が少ないよ」
「車幅ってそんなに変わらないよ」
「信号はあっちの道の方が少ないよ」
などと説明をすると、挙句の果てに
「いいの。私はこっちの道が好きなんだから」
で終わらせてしまいます。
結局のところ、合理的、論理的な理由はないのです。
確かに感情を大切にすることは大切です。
しかし、感情ばかりを大切にしていたら、結局、自分を変えることはできないのです。
例えば、
今の仕事よりも良い条件の職場からオファーがきた。でも、今の職場の人が好きだから転職はしない
という方がいたりします。
その気持ちは大切にしたらいいのですが、新しい職場でも必ずいい出会いはありますし、今の職場の人が良い人であれば、新しい職場に移ってもその関係は続きます。
むしろ、いい人のネットワークが広がるという良いことしか起こらないわけです。
しかし、それを感情を重んじて転職をしない、というのは自分を変えるチャンスを自分で捨てているにすぎません。
自分の行動を変えるのに一歩踏み出すことが不安だったり、勇気が必要だったりしますが、そこは一度冷静に考えて、新しい一歩を踏み出すことでどのようなメリットが得られるのか、どのようなデメリットがあるのか、冷静に考えてみたらいかがでしょうか。
意外と、自分自身で自分の背中を押してあげることができるかもしれませんよ。
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