子育て短歌 5歳 2月
雨のなか走り出す吾子もう5歳走り追ってももう追いつけず
5歳児のおやつ奪った高校生2つおんなじおやつ買うパパ
風邪ひいたパパの隣で眠る姫ふたり一緒に合唱コンコン
久々のお休みパパとじゃれる姫ママにさらわれパパお留守番
目が覚めてまるい笑顔が目の前でスースー寝息たててる幸せ
節分が過ぎて晴れた日まだ寒くかじかむつま先起きない娘
久々に見上げた夜空オリオンの居場所が変わり感じる立春
久々に晴れた青空おうちではママと娘がコンコンハモる
極寒の公園あそぶ子どもたち見つめる親は凍え死にそう
布団から旅立つ勇気たりなくて2時間半の記憶失う
昨日より流した汗が増えたぶん春が近づくそんな気がした
今日は早よ帰ってきてという吾子にごめんと1人つぶやき残業
梅咲いた暖かなあさ川沿いをコーヒー片手に自転車出勤
話し込み信号の青みのがしてまた話し込む相手は5歳
冷えた朝たんぼ一面霜降りて娘がはしゃぐ「きらきらのまちー!」
休日は仕事よりきついワンオペでお給料には100円お菓子
グズグズと朝食たべる吾子どなりズンズン胸に募る後悔
自転車の後部座席が少しだけ重くなったと感じる幸せ
帰宅して布団けとばす吾子みつめ布団をかける幸せな時間
梅こぼれ薄着ではしゃぐ2月末。三寒四温また風邪をひく
菜の花を後目に泳ぐコガモたちクワクワ吾子が会話はじめる
飲み会の誘いを受けて予定表開けばそこに「吾子とUNOする」
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